
私の好きな番組『情熱大陸』で「スキマスイッチ」が取り上げられていた。
スキマスイッチのことはヒットした「全力少年」で知っていたし、そこそこ、その音楽も好きだったこともあって、とても興味深かった。
写真左のヴォーカルが歌を作る。
作曲し、作詞をする。
ボーカルの彼は元々、音楽好きで、3歳になることにはクラッシック音楽全集をプレゼントに親にねだるほどだった。
音楽のセンスは抜群で、歌もうまい。
性格は自由奔放で楽天的。
写真右のキーボードのアフロの彼がヴォーカルが作った歌をプロデュースする。
ヴォーカルの彼が作った曲はすばらしいが、歌詞がめちゃくちゃで、まだ売れる商品としてはかなり荒削りな部分が多い。
それをアフロの彼が歌詞を修正し、音楽を修正して、売れる商品として仕上げる。
アフロの彼が番組の中で言っていた。
「彼が歌を作って、僕がその歌を編集すれば、そこそこは売れると思います」
ヴォーカルの天性の才能も、アフロが売れる商品にプロデュースするからこそ、ヒットしているのだということがわかり、とても面白かった。
なぜ、アフロの彼はそのような売れる商品に仕上げることができるのか。
それは彼が元々、音楽好きでもなんでもなかったということに大いなる原因があると思う。
高校を卒業するまで、ほとんど音楽に触れたことがなかったらしい。
高校時代は柔道部で、女の子にも全くもてなかった。
少年時代は内気で一人遊びをよくする少年だったらしい。
そんな彼が女の子からもてたいという気持ちから始めたのが音楽だったのである。しかし、元々、根がまじめなアフロ君は音楽に真剣に取り組み、すぐに仕事にしたいと思うようになった。
そのような経緯で、音楽をやってるからこそ、アフロ君にとって、音楽は芸術ではなく、仕事なのだと思う。仕事として捉えてるからこそ、売れることが欠かせないのである。
しかし、音楽を昔からやってる人にとっては売れるかどうかよりも自分がやりたい音楽をやりたい、そんな気持ちになるのではないだろうか。
そのジレンマで悩み、それが原因で音楽性の問題でグループが解散する。
それと同じようなことが歯科医療にも当てはまるのではないかと思う。
医療という問題にも取り組みながら、売れるという問題にも取り組まなければならない。
その問題をどう解決するか。
スキマスイッチの場合は全く正反対の2人だったからこそ、解決できた問題だと思う。アフロ君のようなプロデューサーと組むことによって、その素晴らしさは商品化され、売れていくのだと思う。
そのようなプロデューサーをつけないのであれば、その役割を院長が自分自身の中に持つ必要がある。それがなければ、売れないまま終わってしまう。
そんなセルフプロデュース能力が求められている。
もし、それが難しければ、あなたのスキマを埋めてくれるスイッチを押しましょう。
今日も「気づきと豊かさを与える男日本一」で行きます!お願いします!!
今日の記事が面白ければ、ブログランキングへワンクリックしてください。現在、「マーケティング・経営部門」で上位にランクイン!!