皆さん、こんにちは。地域一番化マスターの岩渕龍正です。今日も、「毎日が歯科医院経営 コンサルティング!」はりきって行きましょう!

前回からの続き。
13歳で実の母親に「おまえのしけた顔はもううんざり。出て行っておくれ」と言われ、本当に母親から捨てられてしまった彼。

その後、高校2年の時に、レスリーという友達と出会い、なんと7人も兄弟がいる家庭に家族として迎え入れてもらった彼はその後、どんな人生を歩むのか?
(ちなみに、このお話は全て実話です)

レスリーの母親から彼は約束させられます。
「7人の兄弟の見本となること」を。

そのために、門限が課せられ、毎日学校に行き良い成績をあげなければならず、家の用事もこなさなければならなかった。

しかし、彼は何も言わず、その理由も聞かずに、それを実行していった。
そのことについて彼はこう言う。

「彼らは僕を家族として受け入れてくれたんだ。それもスポーツがうまかったからじゃない。彼女は愛情に溢れた人なんだ。当たり前のように受け入れてくれた。本当に信じられなかったよ。」

生まれて初めての家族に支えられ、彼は勉強だけでなく、スポーツでも更に成績を上げた。しかし、強豪大学からスポーツ推薦の話は来なかった。

仕方なく、彼は近くの大学でスポーツを続けた。
しかし、そこで彼の才能は大きく開花した。
そこで、大学でも十分に自分の力が通用することを証明して見せた。

それによって、強豪大学からスカウトが来て、編入することになった。
しかし、大学のコーチからはことさら厳しくされた。スタメンになることもできなかった。

なぜなら、コーチは彼の才能を見込んでいたからだった。
『彼ほどの才能を見たことがない。しかし、本人は「お前なんて大したことない」と周りから言われ続けてきたから、自分の才能を信じることが出ていなかったんだ』とコーチは言う。

しかし、彼はスタメンの選手から数多くのことを学んだ。

「僕は一流の選手に教えてもらうことができたんだ。彼らは本当に多くのことを教えてくれた。どうやってプレイすればいいか、主力選手としてどうあるべきかということをね。

自分自身、成功するには得点を重ねるだけではダメだということはわかっていた。リーダーにならなければ。何点入れたかが問題ではなく、チームが僕に期待する役割を成し遂げるということが大事なんだ。僕はチームを押し上げる選手になりたい。チームメイトやコーチに頼りにされる選手に。それが目標なんだ。」

彼は大学四年生になる頃には、点取り屋としてではなく、あらゆる局面で活躍できる万能選手としてスカウトから注目を集めた。もちろん得点を重ねることもできた。しかし、それ以外に、彼は色んなポジションでのディフェンスをこなした。彼は自分のエゴを捨ててプレイした。彼こそが勝者だった。


レスリーの母親は言う。
「あの夜は周りがかすんで見えたわ。ずっと泣き通しだったの。彼はすばらしい活躍をしてくれた。本当に嬉しくて誇りに思った。みんなが彼の事を信じていなかった。

高校では、校長にもコーチにも彼はものにならないだろうと言われたわ。でも見てよ。彼はこのコートに立って、観客は彼の事を応援しているの。

でも、それは同時に悲しくもあり怖くも感じたわ。自分の息子が一人前になって、厳しい世界に進むんですもの。

彼はいつも私たちがどれだけ多くのことをしてくれたかを話すけど、でも彼がどれだけのことを私たちにしてくれたかわかっているかしら。彼も私たちの人生を変えたの。彼がいてくれたことで私たち家族はもっと幸せになれたの。」


彼は言う。
「僕たちはきっと血がつながっているんだ。僕が何かを成し遂げたとしたらそれは母のおかげさ。母の事を愛してる。

彼女が僕を産んでくれたんじゃないかと思うことさえあるよ。僕たちは毎朝話をする。とっても大切にしてもらっているよ。彼らが僕の家族だ。彼女は僕の母親なんだ。」


彼は言う。
「これらの出来事は、不可能なことなどないと僕に教えてくれた。これまでの人生において、人は僕の事を信じていなかった。

産みの母もそうさ。高校のみんなはこう言ったよ。
「お前なんてバスケットするにはちっこすぎるし、足もたいして早くねえ」とね。

彼らは僕がどういうふうに生きてきたか知らなかったんだ。もし知っていたら、不可能なことなどないということに気付いただろう。

いったい世の中の誰が、この小さい街の子供が大学で活躍してドラフトにかかると思っただろう。それが僕には悔しかった。そのことが僕の力になった。1日を精一杯生きて行く事ができたら、どんな困難でも打ち勝つことができると僕は信じていたから。」

ジミー・バトラー
彼の名はジミー・バトラー。
彼は今、世界最高のバスケットボールリーグNBA シカゴ・ブルズのスタメンとして活躍している。


今日も「気づきと豊かさを与える男日本一」で行きます!お願いします!!