皆さん、こんにちは。地域一番化マスターの岩渕龍正です。今日も、「毎日が歯科医院経営 コンサルティング!」はりきって行きましょう!

ここしばらく、ブログでお伝えしている子供の教育についてアメリカで行われた調査によると、就学前教育が最も効果的だそうです(シカゴ大学ヘックマン教授)。

アメリカの貧困家庭を無作為に抽出し、幼少期の家庭環境を強化したそうです。
具体的には、午前中に毎日2時間の授業を受けさせ、週に1度は教師が家庭を訪問して90分間の指導を行ったそうです。

指導内容は子供の年齢と能力に応じて調整され、子供の非認知スキルを伸ばすことに重点を置いた。

このような就学前教育が約7ヶ月間続けられた。

そして、この就学前教育を受けたグループと受けなかったグループを40歳まで追跡調査したのです。

ここで重要なのは就学前教育を受けたグループは当初はIQが上がったが、4年後にはその効果が見られなくなったというのです。

しかし、最終的な(40歳になった時には)結果には大きな違いが出たのです。
・学歴
・収入
・大学卒業率
・生活保護受給率
・持ち家率
・犯罪率

全ての結果が就学前教育を受けたグループの方がよかったというのです。
認知スキル(IQ)の効果は4年で消滅していたのに・・・


そうです。
非認知スキルの効果は消えずに継続したというのです。

つまり、子供が大人になってから成功するかどうかは幼少期(就学前)の関わり方が非常に重要だということです。

ヘックマン教授はだからこそ、公共政策において、就学前教育に投資をするべきだと結論付けています。確かに、それは生活保護を給付したり、職業訓練をすることよりも圧倒的に投資対効果が高いことが証明されてますので、やった方が良いと思います。


しかし、今の日本の政策でそれは期待できません。
だって、このような実験を行うことさえ、日本では到底できないのですから。

ということは、親自身が保育園任せにすることなく、親がしっかり幼少期の子供の教育に関わることで、子供の認知スキルと非認知スキルを磨いてあげることが大事になりますね。

そして、それらを磨くためにも、親自身が自分の非認知スキルを磨いておくことが超重要になりますね。

ちなみに、非認知スキルを磨く上でも、親子の関係を高める上でも、大学教授もお勧めしているのが絵本の読み聞かせです。語彙力や想像力が養われ、愛されてるという実感も残るそうですよ。私も2歳ぐらいから実践しています。

今日も「気づきと豊かさを与える男日本一」で行きます!お願いします!!