皆さん、こんにちは。地域一番化マスターの岩渕龍正です。今日も、「毎日が歯科医院経営 コンサルティング!」はりきって行きましょう!
NBAプレイオフ、遂にスタートしました。
NBAがいかに面白いか?
NBAがなぜ面白いのか?
私はこれをNBAに詳しくない人によく語っています。
結論的にはいつも、こう言ってます。
「NBAはバスケを完全にエンターテイメントとして捉えていて、いかにエンターテイメントして面白くするかを考えて、毎年、ルールを変更している」
世の中のほとんどのスポーツはルールが全然、変わりません。
サッカーなんか良い例です。
何十年もルールが変わってないスポーツの方が多いのではないでしょうか。
しかし、バスケというのは、いやNBAは毎年のようにルールが変わっていき、10年もすれば、大きく変わっているのです。
変わっていくことによって、常にファンの心を掴み続けているのです。
だからこそ、NBAはファンが増加し、観客数も増え、今年はTV局との大型契約を獲得し、それによって選手は今までよりも30%増しぐらいの報酬を手にすることができるようになったのです。
こんな話をすると、よくこう聞かれます。
「NBAと国際ルールって違うんですか?」
全く違います。
例えば、以下のような違いがあります。
・ボールが少し小さい
⇒ダンクしやすいように
・3ポイントラインが広い
⇒ボールが小さいので
・3歩まで歩いてOK!
⇒普通は2歩までだけど、ダンクして盛り上がるんだったらOK!
・ディフェンスが自分以外のオフェンスを守るためにゴール下にいられるのは3秒まで
⇒ゾーンディフェンス禁止。ゴール下にデカイ人がいつまでもいると、ゴール下に切れ込んでダンクしたりする派手なプレーができなくなる。
というように、いかにバスケをエンターテイメントとして面白くするか?
を考えて、勝手に国際ルールとは違う独自のNBAルールを構築していっているのです。
だから、NBAのスターがオリンピックに出て、国際ルールでバスケをしてもNBAのようには面白くないのです。
ということは、国際ルールのバスケそのものが観る人には面白みが足りないということだと私は思います(もちろん、やるのは面白いですが)。
このように、NBAはリーグ全体として、ファンにより魅力的なリーグになるようにコミッショナー、チームオーナー、選手それぞれが努力し、ルール改正を重ねていってるのです。
何と言っても、人種差別的な発言をしたチームオーナーがオーナークビにされてしまうぐらいなのですから。
しかし、それに対して、日本のプロスポーツチームはどうでしょうか?
どう魅力的なリーグを作るかを考えて、ルール改正や、仕組の改善に取り組んでるリーグがどれぐらいあるかというと、私は聞いたことがありません。
それと同じように、日本企業や歯科医院も、よりスタッフがやる気になる、より患者さんから魅力を感じてもらえるように、組織体制や人事評価制度、細かいルール変更などを含めて変わっていけてる組織がどれだけあるでしょうか。
そのようなことを考えて、変化し続ける組織は反映し、いつまでも変わらない、変えられない組織が衰退していくのではないでしょうか。
NBAを見ていると、チーム作りや組織作りについても多くのことが学べるので面白いですよ!今年のNBAもどこのチームが制覇するのか楽しみで仕方ありません!
私の予想では、今年はウォリアーズかな?
今日も「気づきと豊かさを与える男日本一」で行きます!お願いします!!