皆さん、こんにちは。地域一番化マスターの岩渕龍正です。今日も、「毎日が歯科医院経営 コンサルティング!」はりきって行きましょう!
先日、アメートクで「定時制高校芸人」という番組がやっていました。
私の6歳になる娘は私に似たのか、お笑い番組が大好きで、このアメートクも見ていました。
すると、アメトークの中で、このようなエピソードが出てきました。
その芸人さんが定時制高校に通っていた時、周りはヤンキーが多く、その芸人さんがヤンキーに絡まれてしまったそうです。
その時、定時制高校で同級生だったキムさんという80歳の女性がバッとヤンキーの前に立ちはだかり、そのヤンキーを抱きしめてこう言ったそうです。
「ここに敵はいない」
その芸人さんは「ヤンキーがそんなんで収まるわけないやろ!」と思ったそうです。
しかし!
そのヤンキーは涙を流し、その場が収まったというのです。
それを見ていた私の娘がこう言ったのです。
「私も怒ってるお友達がいたら、ギュッと抱きしめて『ここに敵はいない』って言ってあげよう」
とてもうれしかったです。
是非、言ったらどうなったか今度、教えてほしい。
最近、歯科医院でコンサルティングしているとどうしても、中のスタッフ対受付スタッフという対立構造や、院長対スタッフという対立構造が生まれることがあります。
院長対スタッフというのはまだ、仕方ないにしても、スタッフ同士の対立というのは本当にやっかいで、仲良くしなよと医院から言う訳にもいかず、なかなか問題解決せず、最悪、どちらかが辞めるという結果になることが多いです。
そして、その対立構造は院内の生産性を引き下げ、当然、モチベーションも下げるのです。
そんなスタッフ同士でもめていたら、是非、こう言ってあげてください。
「ここに敵はいない」
そんなんで収まるんかいな!
と思いますよね?私も思います。
しかし、この「ここに敵はいない」という言葉、非常に深いです。
だって、院内に敵はいないんです。
スタッフ同士でもめるなんて、全く意味がありません。
お互いにどう協力し合うかが大事なのに、それと全く逆のことをやっている訳で、味方であるスタッフを敵だと認識してるからこそ、もめごとが起きる訳です。
人間ですから、人数が多くなれば、好き嫌い、合う合わないがあるのは分かります。
しかし、それを仕事で出してしまうのはプロフェッショナルではありません。
また、そのようなことが表面化してしまうのは本当の目的・目標が明確になっていないからこそ、そのような自分の好き嫌いという感情が本来の目的・目標よりも優先されてしまうのです。
あなたの院内にスタッフ同士で対立しているとしたら、敵が内部にいるということであり、本当の目的・目標が見失われている可能性が高いので注意が必要です。
今日も「気づきと豊かさを与える男日本一」で行きます!お願いします!!