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皆さん、こんにちは。地域一番化マスターの岩渕龍正です。今日も、「毎日が歯科医院経営 コンサルティング!」はりきって行きましょう!

12月配信のメルマガでも取り上げましたが、コービー・ブライアントの永久欠番セレモニーが行われました。いかにコービーが凄かったかは彼が5度のNBA制覇を成し遂げ、NBA史上初めて、2つの背番号が永久欠番されたことからも分ると思います。

しかし、彼にはNBA入りした当初から多くの問題がつきまといました。
でも、それは彼だけではありません。

多くのトップアスリートがそのような問題を抱えながらプレーしなければいけない宿命だったのです。

しかし、コービーが普通の選手と大きく違っていたのはその身体能力やプレーの凄さではありませんでした。

突出していたのは自分自身が上手くなる、世界最高の選手になるということへの飽くなき追求心にあったのです。

そして、自分自身が世界最高のプレーヤーであることを全ての人に分からせたい、知らしめたいという自己顕示欲の強さ

それらの競争意識の強さがマイケル・ジョーダンと同じぐらい強かったそうです。
そして、それを自分自身だけでなく、他の選手にも強く求め、他の選手がコービーの望むレベルのプレーができないと見方なのに容赦なく罵声を浴びせる。

また、絶対、誰にも負けたくないという強い思いからか、対戦相手に対するトラッシュトーク、つまり、相手をあおり、挑発するような言動を繰り返していました。

コービーは自分が誰よりもうまいということをチームの中にも、対戦相手にも脳裏から離れないぐらい刷り込みたいという欲求が強かったそうです。

なので、試合ではコービーがボールを持ってシュートを打ち過ぎるあまり、チームが機能しない。チームが勝てない。他の選手のモチベーションが上がらない。監督の指示を聞かない。

しかし、コービーのプレーはロサンゼルスというエンターテイメントの街にふさわしく、派手で、華麗で、優雅だったのです。

そして、NBAでは2人目の高校生からいきなりNBA入りするという話題もあり、NBA史上初めて高校生でありながらadidasとシューズの大型契約を交わしてもいたのです。

つまり、まだ経験・実力・実績、そのどれもが伴ってもいないのに世間の注目を集め、人気を集め、コービーは自分の実力を証明するためにシュートを打ちまくるという流れだったのです。

当然、チームメイトはコービーの存在を面白く思わず、チームメイトの誰とも口をきかない時間がNBAを5度制覇するぐらいまで、つまり、引退する2年ぐらい前までずっと続いたそうなのです。


そして、コービーの凄さを語るうえで絶対に欠かせないのがその練習量と研究熱心さだったそうです。

コービーは試合が終わって移動中の飛行機の中でも、当日の自分のプレーをビデオで振り返ったり、対戦相手のビデオ分析を行っていたそうです。

また、その日にダメだったプレーは翌日に徹底的に練習していました。
それも、移動してホテルに深夜1時に到着しても、朝の5時から、もしくは7時ぐらいからハードなトレーニングを繰り返していたというのです。

そこまで自分を追い込むことはあのマイケル・ジョーダンであってもやっていなかったそうで、ここまで自分を高めるために努力をした選手はNBAの歴史でも皆無だったのではないでしょうか。


とにかく好き嫌いがハッキリと分かれる選手ではありました。
しかし、私はそのプレーの凄さにひきつけられ、とても好きでした。

好き嫌いは別にして、彼が偉大な選手であったことは間違いありません。
誰からも嫌われないけど、何の実績も出せず、誰からも覚えられてない選手より、嫌われていようが、自分が望むプレーヤーとなることの方が重要だということは彼は証明しているのではないでしょうか。

今日も「気づきと豊かさを与える男日本一」で行きます!お願いします!!