皆さん、こんにちは。歯科医院経営コンサルティング専門!歯科医院地域一番実践会 地域一番化マスターの岩渕龍正です。今日も、「毎日が歯科医院経営コンサルティング!」はりきって行きましょう!
今日、テレビで「続・少林寺三十六房」という映画を観ました。この映画の中で、いくつか気付きがあったので、みなさんとシェアしたいと思います。
ストーリーはお兄さんとその仲間が染物工場のような場で働いていて、そこが不当に職人の給与を下げて、みんな不満に思っていたが、改善されない。
そこで、少林寺の修行僧のふりをして、悪徳商売をしていた主人公が少林寺でカンフーをマスターしたふりをして、待遇改善を図るようにしたが、うそがばれてしまい、逆に、もっと待遇が悪くなってしまう。
お兄さんは、片腕を切られてしまい、他の仲間も職を失うような状況にまで状況は悪化する。
主人公はこの状況を打開しようと、少林寺に紛れ込み、なんとか、カンフーをマスターして、カンフーで悪者をやっつけて、お兄さんとその仲間の待遇改善を勝ち取る。
そんなお話でした。
何が学びになったかというと、主人公がカンフーをマスターするまでのいきさつなのです。少林寺では、入っても、カンフーを教えてくれるわけではなく、先ず、重たい桶を持って、それを障害物をよけながら、進んで、体を洗うということをするのです。
全く、カンフーと関係ないように見えます。しかし、これが重要な基礎的トレーニングになっているのです。しかし、主人公には意図が良く分からず、ずるをしようとするのですが、それは見破られ、上手く行きません。
主人公は重たい桶を持って、障害物を避けることができません。師匠からは、「桶でダメなら、重たい石を井戸に落として、その跳ね返った水で体を洗え」ととんでもないことを言われます。
主人公はそれを「えー。まじでー?」と思いながら、やりはじめます。途中、「こんなことやって、意味あるのかよー。オレはカンフーを習いに来たのに」と思います。しかし、それを見透かしている師匠から、落ち込んでいる主人公に手紙が投げ込まれます。
まじめに、懸命にやれば、必ず、できるようになる
その手紙を読んで、主人公は何度も、何度も、チャレンジします。自分なりに、色々と石の使い方を工夫します。次第に、コツがつかめてきます。どのように石を落としたら、どのように水が飛ぶのか分かるようになってきます。
遂に、主人公は石を井戸に落として、頭を洗うことができるようになりました。それができるまで、丸3日、徹夜で取組んだのです。
喜び、師匠に伝える主人公。「師匠、できました!!できるようになりました!!」
しかし、ここで、師匠に主人公が少林寺にもぐりこんだということがばれてしまいます。「帰れ!」と師匠。「帰らない!」と主人公。
そして、師匠から指令が下ります。「この少林寺の改装工事を行うための足場を組みなさい」と。少林寺はデカイので、足場を1人で組むのは気が遠くなるような作業です。
「えー!まじで!?」と主人公。そりゃ、そうです。せっかく、これからカンフーが学べると思ったのに、次は足場です。早く、帰って、お兄さんを救わないといけないのに。
しかし、主人公は師匠に言われたように、一生懸命、足場を組みます。足場を組みながら、中の稽古の様子を見て、自分の足場を組み作業にその動きを組み込みます。
こうして、主人公は足場を組む作業をしながら、中の稽古と同じことを続けていきます。こうして、デカイ少林寺の足場が組み終わります。
なんと、足場を組み終わるまで3年もかかったのです。
主人公は喜びんで、報告します。「師匠!やっとできました!こんなに頑丈な足場を組みましたよ!見てください!これで、やっとカンフーが教えてもらえる!」
しかし、師匠は「足場を片づけて、この寺を去れ!」と命令します。納得しない主人公を追い出そうと、師匠は主人公に攻撃を仕掛けます。それを次々とかわす主人公。
師匠はそれを見て、「もう、こいつは大丈夫だ」という確信を持ち、寺を追い出します。主人公は全く、理解してませんでしたが、この時点で、カンフーをマスターしていたのです。
なぜ、私がこの話を面白いと思ったのは・・・
1.自分がやりたいことと直接関係ないようなことでも、師匠から言われたことには、全力で取組むことで、大きな成長につながることが往々にしてある
2.理由が分からなくても、言われたことに全力で取組める素直さの重要性
3.全幅の信頼を置ける師匠の存在の重要性
4.髪を洗えるようになるまで、三日三晩、集中し続けられる執念
5.髪を洗えるようになるために、自分なりのやり方、創意工夫、「どうしたらできるようになるか」と考えることの重要性
6.足場を組むという作業を嫌々するのではなく、中の稽古を盗む貪欲さの重要性
7.それを足場を組む作業に組み込む柔軟性と行動力
8.そのような地味な努力を3年間続けられる執念
このように成功に必要な要素がかなり含まれていたからです。私も、船井総研の地獄時代、「これ、明後日までに入力しといて」とある業界の名簿を渡されて、3日3晩、会社に泊まりこんで入力作業をしまくったことが何回かありました。
わけのわからない作業を死ぬほど、やらされました。あの時には、意味がさっぱり分かりませんでしたが、あの当時に、懸命に努力し続けたことが自分を自然に高めていたのだと思います。
また、そのような中で、「絶対に見返してやる!」というハングリー精神も培われたのだと思います。
今回、ご紹介した映画のように、成功するためには、モデルとなる師匠を見つけ、言われたことは納得できてなくても素直に実行し、寝ずにやるぐらいの執念で3年間やることが大切なんだと思います。
私にも、そのような地獄生活の期間がちょうど3年ほどありました。映画だけの話ではなく、どんなことにも通用することなのではないでしょうか。
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今日、テレビで「続・少林寺三十六房」という映画を観ました。この映画の中で、いくつか気付きがあったので、みなさんとシェアしたいと思います。
ストーリーはお兄さんとその仲間が染物工場のような場で働いていて、そこが不当に職人の給与を下げて、みんな不満に思っていたが、改善されない。
そこで、少林寺の修行僧のふりをして、悪徳商売をしていた主人公が少林寺でカンフーをマスターしたふりをして、待遇改善を図るようにしたが、うそがばれてしまい、逆に、もっと待遇が悪くなってしまう。
お兄さんは、片腕を切られてしまい、他の仲間も職を失うような状況にまで状況は悪化する。
主人公はこの状況を打開しようと、少林寺に紛れ込み、なんとか、カンフーをマスターして、カンフーで悪者をやっつけて、お兄さんとその仲間の待遇改善を勝ち取る。
そんなお話でした。
何が学びになったかというと、主人公がカンフーをマスターするまでのいきさつなのです。少林寺では、入っても、カンフーを教えてくれるわけではなく、先ず、重たい桶を持って、それを障害物をよけながら、進んで、体を洗うということをするのです。
全く、カンフーと関係ないように見えます。しかし、これが重要な基礎的トレーニングになっているのです。しかし、主人公には意図が良く分からず、ずるをしようとするのですが、それは見破られ、上手く行きません。
主人公は重たい桶を持って、障害物を避けることができません。師匠からは、「桶でダメなら、重たい石を井戸に落として、その跳ね返った水で体を洗え」ととんでもないことを言われます。
主人公はそれを「えー。まじでー?」と思いながら、やりはじめます。途中、「こんなことやって、意味あるのかよー。オレはカンフーを習いに来たのに」と思います。しかし、それを見透かしている師匠から、落ち込んでいる主人公に手紙が投げ込まれます。
まじめに、懸命にやれば、必ず、できるようになる
その手紙を読んで、主人公は何度も、何度も、チャレンジします。自分なりに、色々と石の使い方を工夫します。次第に、コツがつかめてきます。どのように石を落としたら、どのように水が飛ぶのか分かるようになってきます。
遂に、主人公は石を井戸に落として、頭を洗うことができるようになりました。それができるまで、丸3日、徹夜で取組んだのです。
喜び、師匠に伝える主人公。「師匠、できました!!できるようになりました!!」
しかし、ここで、師匠に主人公が少林寺にもぐりこんだということがばれてしまいます。「帰れ!」と師匠。「帰らない!」と主人公。
そして、師匠から指令が下ります。「この少林寺の改装工事を行うための足場を組みなさい」と。少林寺はデカイので、足場を1人で組むのは気が遠くなるような作業です。
「えー!まじで!?」と主人公。そりゃ、そうです。せっかく、これからカンフーが学べると思ったのに、次は足場です。早く、帰って、お兄さんを救わないといけないのに。
しかし、主人公は師匠に言われたように、一生懸命、足場を組みます。足場を組みながら、中の稽古の様子を見て、自分の足場を組み作業にその動きを組み込みます。
こうして、主人公は足場を組む作業をしながら、中の稽古と同じことを続けていきます。こうして、デカイ少林寺の足場が組み終わります。
なんと、足場を組み終わるまで3年もかかったのです。
主人公は喜びんで、報告します。「師匠!やっとできました!こんなに頑丈な足場を組みましたよ!見てください!これで、やっとカンフーが教えてもらえる!」
しかし、師匠は「足場を片づけて、この寺を去れ!」と命令します。納得しない主人公を追い出そうと、師匠は主人公に攻撃を仕掛けます。それを次々とかわす主人公。
師匠はそれを見て、「もう、こいつは大丈夫だ」という確信を持ち、寺を追い出します。主人公は全く、理解してませんでしたが、この時点で、カンフーをマスターしていたのです。
なぜ、私がこの話を面白いと思ったのは・・・
1.自分がやりたいことと直接関係ないようなことでも、師匠から言われたことには、全力で取組むことで、大きな成長につながることが往々にしてある
2.理由が分からなくても、言われたことに全力で取組める素直さの重要性
3.全幅の信頼を置ける師匠の存在の重要性
4.髪を洗えるようになるまで、三日三晩、集中し続けられる執念
5.髪を洗えるようになるために、自分なりのやり方、創意工夫、「どうしたらできるようになるか」と考えることの重要性
6.足場を組むという作業を嫌々するのではなく、中の稽古を盗む貪欲さの重要性
7.それを足場を組む作業に組み込む柔軟性と行動力
8.そのような地味な努力を3年間続けられる執念
このように成功に必要な要素がかなり含まれていたからです。私も、船井総研の地獄時代、「これ、明後日までに入力しといて」とある業界の名簿を渡されて、3日3晩、会社に泊まりこんで入力作業をしまくったことが何回かありました。
わけのわからない作業を死ぬほど、やらされました。あの時には、意味がさっぱり分かりませんでしたが、あの当時に、懸命に努力し続けたことが自分を自然に高めていたのだと思います。
また、そのような中で、「絶対に見返してやる!」というハングリー精神も培われたのだと思います。
今回、ご紹介した映画のように、成功するためには、モデルとなる師匠を見つけ、言われたことは納得できてなくても素直に実行し、寝ずにやるぐらいの執念で3年間やることが大切なんだと思います。
私にも、そのような地獄生活の期間がちょうど3年ほどありました。映画だけの話ではなく、どんなことにも通用することなのではないでしょうか。
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